多摩育ちのニューヨーク奮闘記

お久しぶりの更新となってしまいました。
先日のハドソン川の奇跡的水上着陸、先週２０日のオバマ大統領の就任式、この日はアメリカでの歴史的な一日でしたからメディアはオバマ新大統領一色といった感じでした。前日の祝賀会ではタイガーウッズがスピーチをしていましたが、そのタイガーを写真に取っているファーストレディー（大統領夫人）が身近に感じられました。こうした明るいニュースの反面、不景気の報道も続き、暗いニュースも多く、ここ数年殆ど姿を消していたホームレスが、急に増えた気がします。

さて、１月２月は一年で最も寒いのは分かっているのですが、今年のニューヨークは大変な寒さ続きです。真冬日が続くのは仕方がないとして、最高気温が－１０℃、おまけに風邪がビュービュー吹いたりするとさすがに寒さに慣れたとはいえ、このまま暫く外にいたら凍死するんじゃないだろか！って思うほどです。命の危険を感じます。。。
ニューヨークは新年の飾りつけも取り払われ、今こんなですよ！ってお伝えするようなイベントも在りませんので、多摩の思い出を、

小平に住んでいましたので冬の空気が澄んだ日には遠めに富士山が見えましたし、西を見ると奥多摩の山々が望めましたね。特に雪を被ったこの時期、厳しい表情の山が好きでした。タイガーでゴルフを思い出しました、そういえば、小金井カントリークラブの近くで、子供のころはフェンスの破れたところから忍び込み広々としたゴルフコースにびっくりしたもんです。バブルのころ会員権が何億円もしたそうですが、今はどうなんでしょうか？　あれからン十年、アメリカでお気軽ゴルフを楽しんでいます。冬の枯れはが積もった雑木林を抜けて学校に行ったり、武蔵野を堪能したガキンチョじだいでした。

今住んでいるアメリカ東部には丘がある位で、普段は見渡す限り平らです。視界を遮るものはマンハッタンの高層ビル。季節によってライティングやイルミネーションが替わったりしていますが、自然の持つ季節の移り変わりにはかないません。セントラルパークまで足を伸ばせば別ですが、雑木林や玉川上水の遊歩道のような身近な自然が中々ありません。

ビルの谷間に春を探していますが、まだまだ先のようです。
ではまた。